トライアスロンにも挑戦し、1986年(昭61年)8月に山形で行われた第一回酒田トライアスロンに出場、完走できました。スイム、バイク、ラン共に短い距離でしたが全長63㎞を完走した満足感は、最高でした。
ちょうどこの頃から腰痛に悩まされるようになりました。当時は走っている者の勲章みたいに思っていましたが、だんだんひどくなってくる腰痛をどうにかしようと近くの治療院に通うようになりました。そこで初めて「カイロプラクティック」に出会いました。治療後は何かとても体が軽くなり、それが今の仕事に就くきっかけとなりました。走り始めてから体の筋肉や食事の内容など、モノよりもヒトに興味が向いて来ていたのも影響していたと思います。
1991年(平成3年) 15年間勤めた会社を3月に辞めて、4月からカイロプラクティックの専門学校に通いはじめました。朝5:30起床の通学でしたが、それまでの人生で最も一生懸命に、また楽しく学んだ学生時代でした。特に入学した夏に行ったロサンジェルス・カイロプラクティック大学(現 南カルフォルニア健康科学大学)の解剖学セミナーでは、実際の人体の神経の走行や筋肉の位置がよく理解でき、まさに百聞は一見にしかずを体験しました。
1994年(平成6年) 専門学校を卒業後、インターンを経て4月に所沢市の新所沢で「日本カイロプラクティックセンター新所沢」を開院しました。
その後、2000年(平成12年)に入間市に移転し、名称も現在の「かすやカイロプラクティック」に改称しました。もともとここで育ったこともあり、この辺りののどかさとのんびりさが性に合っているようです。
専門学校の学生時代から感じていたことですが、人間の体は本当に良くできています。
また脳や心については、まだまだ分からないことの方が多いのです。この仕事についた以上、一生涯勉強ですので皆様のお役に立てるよう、これからもセミナーや勉強会に出て研鑽を積んでいきます。
■略歴
国立東京工業高等専門学校 工業化学科卒(1976)
Los Angelesカイロプラクティック大学解剖学セミナー修了(1991)
日本カイロプラクティックカレッジ卒(1993)
日本カイロプラクティックセンター新所沢 開院(1994)
センターを現在地に移転 かすやカイロプラクティックに改称(2000)
カイロプラクティック神経学 増田ゼミ受講 (2001~2005)
臨床神経生理学セミナー 伊藤ゼミ受講 (2006~2010)
心身条件反射療法(PCRT)受講 (2012~2015)
ニュートリノスパイナルテクニック(NST)ベーシックコース受講 (2014)
ニュートリノスパイナルテクニック(NST)不妊コース受講 (2015)
律動法セミナー・基礎シリーズ受講 (2020)
かすやカイロプラクティック 院長
元一般社団法人 日本カイロプラクティック徒手医学会 代議員
■研究発表・その他
「肩関節周囲炎の治験例」(1996)
「正中重力線を使用した仙腸関節の機能診断とその対処法の検討」(1997)
「脊椎性および血管性疾患の病態とその対応」(1998)
以上マニュアル・メディスン研究会の定例研究会にて発表
「下部腰椎の筋紡錘への刺激による平衡機能と血圧への影響について」(1999)
日本カイロプラクティック徒手医学会第1回学術大会にて発表
「筋骨格系由来の痛みと内臓関連痛」(1999)
雑誌「MANIPULATION No.51」 に投稿
元東京カイロプラクティックカレッジ 機能解剖学講師
元日本カイロプラクティックカレッジ 神経診断学講師
日本カイロプラクティック徒手医学会 第8回学術大会 大会長 (2006)