腰痛と内臓の関係
2022/04/21
こんにちは、かすやカイロプラクティックの粕谷です。
暑かったり寒かったりと気温の変化が激しいとは言え、
新緑が美しく、過ごしやすい季節になりました。
所々で見かける藤の花も綺麗ですね。
来週にはゴールデンウイークが始まります。
10連休の会社もあると聞いて、いいなぁ~と思いました。
さて・・・
今回のテーマは、「腰痛と内臓の関係」です。
かすやカイロプラクティックに来院されている方は、
よくご存じだと思いますが、
腰痛で来院されて、施術時に
「腰の神経のはたらきが、少し落ちているのと骨盤の関節の動きが
固くなっていますね。」
「それから、肝臓が少し疲れていますね。」
といった説明を受けたりします。
(これは一例で、すべての腰痛がこういうわけではありません。)
ここで、とても大切なことは、
肝臓の疲れが、腰痛の一つの原因
になっている、ということです。
腰痛というと、マッサージをしたり、電気をあてたり、シップをしたり、
あるいは関節の矯正で良くなることが多いですね。
ですから、腰痛は筋肉や関節が原因で起こるもの
と考えるのは間違っていないですし、実際にそうですが、
もう一つ、見逃せない原因が、「内臓」です。
それは、血液検査で異常があればもちろんですが
血液検査で異常がない場合(これがほとんどですが)でも、
内臓のはたらきが少しだけ落ちている、
内臓が疲れている
内臓が他の人より弱い
と言った、血液検査に表れないような、いわば半健康状態に
内臓がなっていると、主に背中の筋肉が張ってきます。
お疲れ気味の内臓を、周りの筋肉が固くなってシェルターのように
保護してあげているんですね。(えらい!)
筋肉が張ってくる原因はこれだけではありませんが、
筋肉が張ってくると、血流が悪くなって痛みが出てきます。
また、体の動きも制限されて、違う部分にも負担がかかります。
負担がかかると、今度はその部分に痛みが出てしまうこともあります。
このような理由で、腰痛(や他の痛みも)と内臓は、密接に
関係しているというのが、長年施術をしてきた結論です。
ですから、かすやカイロプラクティックでは、
腰痛であっても内臓の状態を必ずチェック
しています。
次回は、内臓が痛みの症状に関係していた典型的な症例をいくつか
ご紹介する予定です。